先輩クリエイターの皆様がどの様に資料作成されているのか、お話を伺ってきました。
今日インタビューにお応えくださったのは、情報親方こと東野誠さんです。
実は二人きりでお話するのは、はじめましてでちょっと緊張です。
しかも、、、情報親方という肩書。。。
ありがとうございます!!
胸をお借りします!!
という気持ちで、お話を伺いました。
東野さんは、取扱説明書を作成されるプロフェッショナルです。
取扱説明書作成のプロなので、「情報収集」「情報整理」「構造化」「可視化」が得意です。
いつも「可視化」されている最終成果物が、取扱説明書の情報親方。
きっちりされているお人柄なのでしょうね。
事前にお渡ししていたインタビューシートにもびっちり情報が書き込まれていました。
それでいてお話される物腰は、とてもやわらかなのがとても印象的です。
今回インタビューさせていただいた案件は、一部上場企業様の『社内プレゼンテーション資料』です。
それも新5ヵ年計画を、社長・役員が発表するという内容です。
『社外』プレゼンテーション資料であれば、企業様のブランディングを意識し、対社外に応じた資料作りが求められます。
社外資料も、企業様の信頼に通じるので緊張する資料なのですが、、、
『社内』資料はまた、クリエイターとしてはとても緊張する案件のひとつです。
なぜなら、発表する方の価値に繋がるものだからです。
例えば今回の様に、社長が使用する資料であれば、従業員やパートナーの皆様は、社長のプレゼンテーションの様子や資料から、社長の人柄を推し量り、熱量に突き動かされます。
内容を見聞きして、社長の考え方を知り、モチベーションが上がります。
すなわち、プレゼンテーション資料の『精度』と、プレゼンテーション構成の『論理性』が、発表する方の価値に繋がるのです。
特に、今回の様な一部上場企業様の社長が使用される社内プレゼンテーション資料は、その役割がとても大きく、クリエイターとして大変緊張する案件となります。
そして、今回示された納期はたった3週間。
3週間で約100枚ものスライド作成が必要でした。
お客様のご要望は「見栄えよくかっこよくしてほしい」
「精度×論理性×容量」を短期間で求められた今回の案件をこなしたのが、東野さんです。
この案件、納品までどの様な経過をたどったのか、詳しく伺ってみました。
まず、東野さんは事前にお客様の資料を熟読されました
それから、お客様のできあがりのイメージに近づけられるように工夫されたこと。
それは、初顔合わせまでにお客様が『こんな感じで』と選べる素材をいくつか用意しました。
東野さんの得意な「情報収集」と「可視化」のスキルです。
そして挑んだ、初顔合わせの日。
この時に、しっかりとお客様のイメージを聞きだすことに重点を置き、全体の雰囲気とプレゼンテーションの軸となるキーワードをご提案しました。
東野さんの得意な「情報整理」ですね。
その後の発表する方が、話やすくなるようにチューニングしたり、微妙な表現を変更したり、柔軟に対応を行いました。
それはあくまでも、最初にお客様に確認をした、全体のイメージとキーワードを尊重して慎重に行われました。
その様に、スライド資料という見える形にしたことで、お客様の満足度も高くなりました。
それは最終的にお客様からいただいた
「確認させていただきました。いいと思います。むしろ好きです。」
というご感想からも、満足度の高さが感じられました。
社内プレゼンテーション資料だからこそ「精度×論理性」を求める。
そこにお応えできるのは、東野さんだからこそだなとインタビューを通じて感じました。
藤澤さえ
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