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菅新汰さんインタビュー

プレゼン製作所で一番若い23歳のクリエイター、菅新汰さんにインタビューしました!!

 

菅さんは私立中高の非常勤講師をしながら、クリエイターのお仕事をされています。

菅さんの作成されたプレゼンテーション資料はどれも美しい、デザイン性に富んだものです。

だから学校での担当教科は美術かと思いきや、、、社会科と聞いてびっくり!

 

社会科の先生が?クリエイター?

何で?デザインの知識はどうやって得たの?

そんな疑問を抱きながら、菅さんへのインタビューが始まりました。

 

クリエイターになったきっかけは?

インタビュー早々に感じたのが、菅さんご自身がとにかくプレゼンテーションを『楽しんでいる』ことです。

元々絵が好きで、物を作ることが好きな菅さん。

大学時代にポスターやスライドを作成する機会があり、本などを読み独学でデザインの知識を増やしていきました。

 

そして、PowerPointでの作成意欲はとどまらず、自分がいいなと思うものをPowerPointで作成し、そのデータをTwitterで発信していたことがクリエイター人生のきっかけになります。

 

ちなみに菅さんのTwitterがこちら!


 

独学でこんなにクオリティの高い作品が作成できるようになるんですね!

作成が楽しくて、どんどん作成してどんどん発信をされたそうです。

 

実はこの発信を、当製作所ボードメンバーの吉藤さんが発見し、お声がけしたのがクリエイター人生の始まりでした。

そりゃ声かけますよね。

でもでも、私的にはまた疑問発生です。

「声をかけられたからと言っても、、、社会科の先生をしているし、クリエイターになるのにためらう気持ちはなかったのですか?」と質問してみました。

菅さんは「自分のPowerPointのスキルを活かす仕事ができるということが、おもしろそうだと思ったから。」と笑顔で答えて下さいました。

 

声をかけられて、おもしろそうだから、クリエイターをやってみよう!と思ったこと。

なかなかそれを実行に起こすには、勇気がいると思いますが、これこそ楽しんで行動を起こしていく菅さんのフットワークの軽さですね。

そして、この様に多様なクリエイターの登用がプレゼン製作所独自のおもしろいプレゼンに繋がっていると感じます。 

 

見る人も、扱う人も、作る人も楽しく

菅さんは、実際にクリエイターとして案件に関わっていく中で、自分で考えてプレゼン資料を作成していたときとは異なる難しさを感じます。

それは、既存の資料を作った人の意図を汲み取り、それをスライド上で再現していくこと。

 

Twitterで発信していた数々のPowerPointは、菅さんの頭の中にある物を、PowerPointの形にしたものです。

それが、クリエイターの仕事になると、元々他の方が作られているプレゼン資料を、作成者の意図を汲み取りながらデザイン性の高い形にしていくのです。

そしてその意図がプレゼンテーションの場面で、見る人に遜色なく伝わるようにデザインしなくてはいけません。

 

自分の作品を作っていたときと難しさは感じますか?

そうお伺いしたところ

「見た目の美しさだけではない、デザインの部分が難しいですね。

でも難しいですが、先輩クリエイターのフィードバックも自分にはない目線のアドバイスをもらえて、本当に勉強になります。

例えば、デザインとしてはいいけど、クライアントの意図とは違うのではないか?

クライアントの意図を汲み取りつつ、伝わるいいデザインに仕上げるにはどうしたらいいだろうね?

というフィードバックをもらえたのとか、本当に勉強になりました。」

 

逆に楽しいことは何ですか?とお伺いすると、

「プレゼン製作所では、いろいろチャレンジさせていただいて成長させてもらっているという実感を非常に感じます。

それと、基本的にはオンラインでのコミュニケーションではありますが、コミュニケーションも密で一人で悩むということもなく気軽に相談できて明るい場所だと思います!

色々な業界の方と会えるのも楽しいですね!」

基本的に楽しむことを優先されるという菅さんらしく、製作所内での案件も楽しんで挑戦されている様子が伝わります。

 

しかし、楽しむのを優先するのは自分自身のためだけではありません。

「見る人も楽しく、プレゼンテーションをする人も楽しく、もちろん作る側の人間も楽しく、みんなが楽しくプレゼンテーションができるように、デザインからサポートするのが自分の役割なのかなと感じています。」

自分だけでなく、みんなが「楽しいこと」が大切であるという想いが伝わりました。

 

今後の展望

 最後に今後の展望を伺ってみました。

「日本のプレゼンテーションを引っ張っていけるような存在になる!」

PowerPointで作成することが大好きで、自分がいいなと思うものを追求されてきた菅さん。

デザインやアニメーションが得意で、PowerPointで作っているのに、PowerPoint感がないプレゼンテーション資料作成を得意としています。

デザイン性に優れた、見る人も扱う人も楽しめる資料で、日本のプレゼンテーションを牽引していって下さい!!